地域づくりブログ

地域を愛し、誇りを持って働き、暮らし、輝いている地域人(ちいきびと)の物語を紡ぎたい。

14年前の沖ノ島体験を振り返る

 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録が決まったそうです。私も宗像市の観光計画や世界遺産に登録された際の観光客の影響調査などで関わらせていただいたので、うれしく思います。

 でも、沖ノ島は未だに一般人が立ち寄ることのできない「神宿る島」。その様子を語られることはほとんどありません。

 ただ年に1度、5月27日に開催される沖ノ島現地大祭は、唯一、一般の人の入島が許される日(ただし男性のみ)。2003年のその日、ボクは地域づくりのメンバーと一緒に沖ノ島の現地大祭に参加したことをニュースを見ながら思い出しました。

 探してみると、写真もけっこう残っているものです。せっかくなので、沖ノ島の様子を振り返ってみたいと思います。沖ノ島の雰囲気が伝われば、さいわいです。

 

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 現地大祭は前日から始まります。大島の中津宮に夕方集まり、受付と漁船の班分けが行わます。200人以上は集まっていたでしょうか。ちなみに、このときははがきで申し込んで、当選しました。

 

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 漁船で島に渡る人たちは、救命胴衣もこの時に借りていました。その日は島内の旅館に泊まり、朝の出発に備えます。

 

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 朝は6時半ぐらいに出発。ボクは運良く旅客船だったので、救命胴衣も不要でした。漁船に乗った人たちは、波の揺れがひどくて大変だったとか。

 

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 客船からみる漁船。客船より漁船の方がかなり到着が早かった記憶があります。ただ揺れまくり、濡れまくりだったそうです。天気は快晴でした。

 

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 2時間ぐらいかかって、いよいよ上陸。山伏の姿も見られます。このとき、三重県鹿児島県、北海道などからも参加がありました。外国人の姿はなかったです。

 

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 沖ノ島は全体が宗像大社の社有地です。女人禁制や草木の持ち帰りなどが禁じられています。

 

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 そして、入島者は全員、禊(みそぎ)をしないと島の土を踏めません。堤防は人工的に後からつくったので、禊前でも上陸できます。

 

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 服を着直して、いざ入島。

 

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 島の沿岸部をみるとこんな感じ。

 

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 島の奥は当然のことながら原生林。その中に鎮座する沖津宮で、現地大祭が執り行われます。

 

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 現地大祭の時間はおよそ1時間ぐらい。つまりそのくらいの時間しか島に滞在できません。せっかくなので沖ノ島一体を展望できるところまで登ってみました。

 

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 山頂には大きな灯台もありました(糸乘さん若いなぁ)。

 

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 沖ノ島から唯一持ち出せるのが水です。ただし、お祓いして清めてもらわないといけません。

 

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 海岸に戻ると、地元の漁師さんによる直会(なおらい)が行われていました。

 

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 参加者みんなで地魚の煮付けや刺し身をいただきました。ビールやお酒を飲んでいる写真もありましたけど、たぶん有料で売っていたように思います。

  

 以上が、ボクが14年前に体験した沖ノ島現地大祭です。女人禁制なので、参加者の奥様などが大島から見送っていたことも思い出しました。

 もう一度、行ってみたい思いはありますが、抽選の倍率は今ではとんでもなく高くなっているので、当選する気がしません。でも、このままで有り続けてほしいと思います。