地域づくりブログ

地域を愛し、誇りを持って働き、暮らし、輝いている地域人(ちいきびと)の物語を紡ぎたい。

「巻き込む」のではなく「地域を頼る」コトおこし

 内山節さんに一度お会いしたことがあります。当時の糸島の仲間が、著書を貸してくれ、会合で紹介してくれました。「半市場経済」の価値観を学んだのはそのときです。自分の価値観と近い人たちがそばにいる。それを知ることができただけでも幸せでした。

 「半市場経済」とは、市場価値だけでなく、「おすそ分け」などの無形の価値を見直すこと。言い換えると他人との付き合いや信頼関係の価値を見直すことだと思います。

 都会の人の発想だと田舎にいても「こういうことを実現したい」という自己中心的な考え方になりがちです。でも田舎の人は、地域のために自分はどう役立てるかをまず考えているように思います。「住民を巻き込む」のではなく、「地域を頼って」コトを始めること、半市場経済下ではそうしたスタンスが必要だと思いました。

 「半市場経済」は、社会的な意義を大切にするので、収益性や効率性を強く求めません。しかし、継続性を考えると事業として取り組む必要があります。副業的でもよいので、地域の方々と事業を興したい、事業を通じて地域の自立に貢献したいというのが、私の思いです。主人公は地元の人たちであり、自分はあくまで裏方なのだということを意識しながら、自分なりに実践していきたいと思っています。